公認会計士試験も受験料の返金受付を発表！

　公認会計士・監査審査会が令和２年７月１５日付でホームページにて『公認会計士試験の受験手数料の返金（還付）についてのお知らせ』を発表しました。

　先日、令和２年５月２４日（日）実施予定だった令和２年公認会計士試験第II回短答式試験が昨今の新型コロナウイルス感染感染症拡大の影響により８月２３日（日）に延期する旨を発表になりましたが、今回はそれに伴い受験出来なくなった方に受験料を返金すると公認会計士・監査審査会が発表しました。

※あくまで試験を受験出来なくなった方への返金受付であり、試験自体は7月30日現在では実施予定となっております。
（令和２年７月２２日付で各試験会場も発表されました。）
　令和２年公認会計士試験第II回短答式試験の試験場について
　https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/tantou_shikenjou2020b.html

・返金対象者は『令和２年公認会計士試験第II回短答式試験に出願した者で、短答式試験の実施時期が延期されたことを理由として、受験を取りやめる者』

・受付期間は『令和２年７月15日（水）～令和２年８月14日（金）』

・申請方法は『e-Gov（電子政府の総合窓口）電子申請システムを利用したオンライン申請』で受付

・返金時期は『令和２年１０月上旬頃』の予定

　また、短答式試験全科目免除にて出願された方のみを対象として、令和２年論文式試験の受験手数料の返金も10月中旬頃から還付申請の受付を行う予定とのこと。

手続き方法など詳しくは公認会計士・監査審査会のホームページでご確認ください。
https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/tesuryo_henkin/r2.html

　受験料が２万円近くする試験ですので、延期に伴い受験出来なくなった方にはありがたい発表ではないでしょうか。
　ただ、試験会場の問題や試験の性質上の問題もあるので難しいでしょうが、移動が難しい状況になってきている昨今であり、次の１２月の短答式試験も無くなりましたので、転勤等で住所を変更された方には受験地の変更などの措置も行ってほしいと願う方もいるのではないでしょうか。
　一度は落ち着いてきていた新型コロナウイルスですが、最近はまた感染が拡大しているので、今後中止や再延期になる可能性も十分にあります。
公認会計士・監査審査会のホームページで常に最新の情報を確認しておかなければなりません。